安田章大さんを応援する理由
簡潔に言うと、私の理想のアイドル像だから
安田さんは普通より歌が上手い、普通よりダンスが上手い、まさに歌って踊れる正統派アイドル
関ジャニとしての特徴であるバンドでは、メインギターとして活躍し、作詞作曲も手がける
どんなに大変でも、テレビや舞台などファンの前では常に笑顔
性格はマザーテレサ級の優しさを持ち、寛大で強い心を持つ
何より関ジャニを優先し自己犠牲も厭わないメンバー思い
安田さんは正真正銘のアイドルだと思う
アイドルと呼ばれる人たちは歌とダンスで音楽番組に出演するし、コンサートに出るし、演技でドラマ映画舞台に出るし、キャスターもバライティもこなす
関ジャニは他のグループとは違いアイドルでは邪道と言われるバライティーやバンドにも力を入れてきた
ジャニーズであれば特に運動神経も求められて、何でもかっこよくそつなくこなすのが基本
混沌としたアイドルという世界で飛び抜ける何かと同時に、器用さが求められるのではないかと思うくらいの幅の広がり方
そしてその中でも安田さんの器用さは随一だと思ってる
私は、器用な安田さんはアイドルが天職だと思うし、仕事に向き合いアイドルを貫く姿が大好きだ
そんな安田さんと同じくらい惹かれているのに、何故か私はアイドルの渋谷すばるを一番好きだと言えなかった
心に響く歌声、圧倒的なスター性、整った容姿、アイドルの素質は十分
でもどこか浮世離れしたまっすぐな性格、何よりも音楽への愛がアイドルに不適合
彼らのファンになって浅すぎる私にでさえ昔の渋谷すばるはあまりにも不安定に見え、いつかこの世界から消えそうで怖かった
ただ、ここ1、2年ダンスをサボることせず全力で踊り、無造作な髪から整えた髪へ変貌し、少しずつファンサをし、沢山のファンを幸せにした
まさに渋谷すばるはアイドルだった
渋谷さんはアイドルであることを誇りに持ち、楽しんでくれている、と私は勝手に思ってしまっていた
そして変化した渋谷すばるはこれからも続くと思ってしまっていた
それより、信じたかったのだと思う
渋谷すばるほどのスター性と歌声を持った天才がアイドルという仕事に誇りを持っていると
(憶測にすぎないが、きっとあれは最後の足掻きだったのだろうな)
彼が関ジャニとして上へ行きたいから変化し、それぞれの思いが重なったのか彼の変貌がさらに増幅させたのかわからないが、確実に関ジャニは良い方へ変化していったように見えた
クロニクルはSNSで話題になり、関ジャムは大物アーティストとタイアップという多大な影響をもたらし、それぞれ個人の仕事も順調で、メトロックが注目される彼らの代名詞となった
なにより彼らには終始笑顔が溢れていた
どこを切り取っても私たちが見る7人は本当に楽しそうだった
その姿はまさに関ジャニは7人一緒にいれば何があっても絶対に大丈夫だ、と信じてしまうほど素晴らしい絆に見えた
個性的な人達だから沢山ぶつかっただろうし、それぞれ不仲な時もあっただろうけど、それでもなお、譲れるものは譲った上で個性を残しつつ笑顔で楽しくいられる彼らの関係性に惚れたし憧れたしファンであった
そして、それは会見を聞く限り間違いではなかったんだと思う
ただ、仲が良ければ7人の関ジャニは存在し続けると思ってた自分が愚かだった
渋谷すばるがアイドルとして変わったこと、そして彼らがあまりにも仲良かったことが脱退という現状への衝撃をより一層大きくしたと思う
普通なら、35歳になれば落ち着く
家族を持ち、子供を持ち、会社においても役職に就き、どの場面においても責任が問われる年齢
自分よりも周りを優先さぜる得ない状況ばかり
彼らには家庭がないし、責任とる立場でもないが、アイドルとして確固たる地位を築き、知名度もあり、誰が見ても成功している
35歳を超えている今、逆境から掴み取った現状を、売れない日々に悩み築き上げた今の地位を、己の決断で壊すなんて想像もしていなかった
35歳を迎え残りの人生で、彼はアイドルであることをそして共に歩んだ仲間を切り捨てた
自分のやりたい音楽をやるため
そのまっすぐで不器用な決断力の高さこそ彼が並大抵の人間でないことを物語っている
私が渋谷すばるを人として好きな理由で、アイドルとして推せなかった理由
それこそ永遠の別れでもない、不仲なわけでもない、グループ脱退ではなく事務所退所で、私が大好きな関ジャニは存在し続ける
ただ7人が楽屋ノリで喋る空間が見れなくなること、7人でもっと上へ駆け上がろうとする姿が見れないこと、7人でアイドルとして夢を叶えていく姿が見れないことが、ファンとしてほんの少しだけ寂しいだけ
あの記事が出た時鼻で笑ったのが懐かしい
見出しの大きさに、ネット記事に止まらないところに、少しの真実味を感じ心がざわざわしたのも懐かしい
惚れた方の負けなので、勝手に7人のファンなので、渋谷すばると関ジャニ∞6人の決意を応援します
